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Arch Linuxを使ってみた
更新

2025年11月28日

Arch LinuxをメインOSとして使うプロジェクトです。

いまは勉強用ノーパソでArch Linux(手動インストール、Wayland、GNOME)を使っていますが、メインPCでは既にWindowsに戻しました。

勉強用ノートPCでは問題なく改変をしており、ぶいちゃも(PCモードで)出先でやったりしています。

ここでは、このプロジェクトで発見した細かいことを記録します。

インストール#

Wifi#

Wifiの環境では archinstall を使っても予めに iwd を使ってセットアップする必要があります。

詳しくはドキュメントに従ってください。

archinstall#

Arch Linuxをインストールするには手動インストールとarchinstall二つの方法があります。archinstallは便利のかわりに設定が手動インストールと違うため、フォーラムで問題報告するときに明記するべきとのことです。公式Wikiで手動インストールする場合、Wikiだけでなく、ほかのチュートリアルと参照しながらインストールすると問題がある時に解決しやすくなります。ここでは、archinstallでインストールする方法を紹介します。

まず、同封の archinstall ではなく、先に pacman -Syy 、そして pacman -S archinstall をしてください。この archinstall のコマンドは同じですが同封のより若干使いやすいです。

設定を調整する時にいくつかの注意事項があります。

ドライブ#

自作PC以外を使っている場合は、ドライブのすべてをフォーマットしないで、ファームウェアのパテーションを残してください。(将来Windowsに戻る時や中古パソコンとして売る時のため)

グラボのドライバー#

「Nvidia」 オーペンソースドライバー(DKMS)と公式(Proprietary)ドライバーの区別はここで詳しく説明しません。Arch Wikiにご参照ください。

AMD に関しては mesa が問題なく使えます。

サウンドドライバー#

Pulseaudio と pipewire 両方とも使えます。もしインストールしたあとに音が出ない場合、追加パケージが必要です。pipewire の場合の一例は pipewire-alsa です。OBSをご利用の場合、そのままpulseaudioインストールしても動かないので、pipewire-pulseをご利用ください。(pulseaudio-bluetoothは予めアンインストールしてください。)

ブートローダー#

Grub のアップデートでまれにシステムが起動できなくなる可能性がありますので、更新したあとは必ず

grub-install ...
grub-mkconfig -o /boot/grub/grub.cfg

をしてください。

インストールしたあと#

日本語を表示、入力するにはフォントとインプットメソッドが必要です、具体的にはドキュメントをご参照ください。

AUR を楽に使うために yay のような AUR ヘルパーを使った方が良いでしょう。

VRChatを動かす#

Steam で Proton Experimental を使うと、動画の再生が不安定なため、Proton GE がおすすめします。(ProtonGEでもよく再生ができない場合があるが、全くできないよりはましです)

ほかに、予め gamemode というパケージをインストールしてVRChatのパラメータに gamemoderun %command% を追加したら(私の環境では) FPS が 10% くらい高くなります。

ALVR を使う場合、Chromium (Chromeや、その他Chromeベースのブラウザも可)を予めインストールする必要があります。そうしなければ、ALVRが起動時に落ちます。

Protonレイヤーを利用するため、写真とログの場所が通常と違います

写真

~/.steam/steam/steamapps/compatdata/438100/pfx/drive_c/users/steamuser/Pictures/VRChat

ログ

~/.steam/steam/steamapps/compatdata/438100/pfx/drive_c/users/steamuser/AppData/LocalLow/VRChat

ちなみにもしほかのゲームの写真がなかったり、探したいファイルがあったりしたら、上のdrive_cからはWindowsみたいなフォルダ構造になるので、そこで探せばいいと思います。

内蔵グラフィックスのVRAMについて#

Linuxでは、Intel iGPUではUnified Memory、AMD iGPUがgttを利用できます。これらの技術によってiGPUがメモリをそのままアクセスでき(上限が異なる)、メモリが十分である限りではiGPUのVRAM不足の心配がほぼないと思います。

Unityでアバター改変#

テスト環境: Wayland / Gnome

Unityでオブジェクトの選択ができない場合では、 gconf (AUR)というパッケージをインストールすることをおすすめします。(ほとんどの場合では、インストールしなくても正しく動作すると思いますが…稀に発生する問題です)

Unity 2019ではgconf (AUR)が必須です。Waylandでは gconf (AUR)があっても、Unity 2019が起動しないことが確認されています。

Unity 2022.3.22f1では、シェーダーが問題なく動作しますが、2019では以下通りシェーダーの動作にいくつかの問題があったためおすすめしません。

liltoon 2.3 - 2.12 カラー選択ツールを使うとUnityが固まります。
liltoon 3: シェーダーキーワードの数が超えているためアバターが表示されません(51/32)。
Sunao 1.6.1 テクスチャエラーになります。

最後に#

Unity 2019のごろ、メインPCでは二回くらいArch Linuxをインストールしましたが、アバター改変ができず断念しました。いまはその後購入したノートPCにArch Linuxを入れて改変をしたりしています。

もしこのポストが参考になったら幸いです。

Arch Linuxを使ってみた
https://rurinya.com/posts/arch_exp/
Author
Ruri
Published at
2022-09-01
License
CC BY-NC-SA 4.0